児童相談所相談員の選挙=10月1日に全国一斉に

10月1日は全国で児童相談所の相談員選挙が行われる。投票は任意だが、人権省は一人でも多く投票できるよう、各自治体に公共交通機関無料化を求めていると29日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
児童相談所は児童や青少年の権利を保障することを委託された常設の自治機関で、ネグレクトや虐待、性的搾取などの暴力に関する報告を受け取り、被害者の青少年の保護を行ったりする。
23日付アジェンシア・ブラジルなど(4)(5)によると、相談所数52、相談員数も260人で全国最多のサンパウロ市では325カ所に投票所を設置。投票時間は8時~17時、16歳以上で選挙人登録証がある人は、納税者番号(CPF)、顔写真入り公文書、住所証明を持参すれば投票できる。サンパウロ市では1244人が出馬しており、1人最大5人の候補者を選べる。全国5570市の相談所は6100カ所あり、相談員は3万500人に上る。