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地下鉄・CPTM=3日のストを決行へ=サンパウロ市内の混乱必至か

2023年10月3日

 先週から予告されていたサンパウロ市地下鉄とパウリスタ都電(CPTM)、サンパウロ水道公社(Sabesp)によるストは、2日になっても撤回の意思表示はなく、決行予定日の3日に聖市民の足が乱れることが予想されている。2日付メトロポレス(1)などが報じている。
 ストの対象となる予定なのは、サンパウロ市地下鉄1、2、3号線とモノレールの15号線、CPTMは7、10、11、12、13号線だ。民営化して管轄の異なる地下鉄4、5号線とCPTM8、9号線はストの対象にはならない。
 サンパウロ市地下鉄とCPTMは州の運営する線だけで、1日平均420万人が利用しており、交通の混乱は避けられないと見られている。
 これを受け、サンパウロ市のバス公社SPトランスは、13線を増強し、ストに備える構えだ。
 今回のストは、かねてからサンパウロ市地下鉄とCPTM、Sabespの民営化を希望しているタルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事への抗議として行われる。
 地下鉄は特に同知事への反発が強く、今年に入り、4度目のストとなる。
 サンパウロ州地裁は鉄道関連の組合に対して、ピーク時は100%、それ以外の時間帯も80%の運行を命じている。水道公社の職員には、生活必需サービスのため、85%の職員の就労を命じている。
 なお、スト決行か否かは2日18時からの総会で最終的に決まる予定だ。


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