リオ州=自宅前で市議を銃殺=強盗又は政治絡みか
7日夜、リオ州サンゴンサロ市の市議が自宅前で銃殺される事件が発生した。8日付G1サイト(1)が報じている。
亡くなったのはアルデシール・マルドナード(通称シシ・マルドナード)市議(61、自由党・PL)だ。警察の調べによると、マルドナード氏の側近2人はこの夜、同氏を自宅まで車で送った直後、バイク強盗を目撃した。驚いた側近たちは怖くなり、悲鳴を上げて車を降り、民家に逃げ込もうとしたという。
他方、側近の悲鳴を耳にしたマルドナード氏は何が起きたのかを確かめるため、銃を携行して外に出たため、強盗と銃撃戦となり、頭部に被弾した。マルドナード氏は市内の救急病院に運ばれたが、病院に着く前に息絶えた。
なお、マルドナード氏に関しては、先週、来年の市議選に関して、パライゾ地区とパトロナト地区のコミュニティからの候補として出馬を希望する男性と口論をしていたという目撃証言がある。
他方、軍警によると、マルドナード氏の自宅はコミュニティの入り口にあり、強盗事件が起こる可能性はほとんどないという。
警察はあらゆる可能性に配慮して捜査を行う構えだ。