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連警=タバコ偽造密輸取り締まり=パラグアイ人の奴隷労働も

2023年11月15日

 14日、連邦警察と国税庁は共同で捜査を行い、パラグアイ製のタバコを偽造し、密輸する集団を取り締まった。この集団には人身売買や奴隷労働の疑いもあるという。同日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 今回の捜査では38人の個人と24の企業が捜査対象となった。発端となったのはミナス・ジェライス州ジヴィノーポリスでのタバコの偽造疑惑で、サンパウロ州バルエリの企業家がパラグアイから連れてきた労働者を使い、ジヴィノーポリスの工場でタバコを偽造させていたという。しかも、労働者たちは軟禁状態で外部との連絡も取れない、奴隷労働の状態に置かれていた。
 偽造タバコはトラックで運ばれ、同州ノーヴァ・セラーナで保管されていたという。
 今回の捜査では59件の家宅捜査令状が出、11人に予備拘束、13人に一時拘束が命じられた。
 家宅捜査はサンパウロ市とミナス・ジェライス州で共に州都を含む8市が対象となった他、アマゾナス州、バイア州、パラー州も対象となった。
 今回の捜査では人身売買、奴隷労働、タバコの製造に使う機械の転用、タバコの密輸や偽造、文書偽造、健康被害、タバコの商標登録違反、資金洗浄などが問われている。


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