site.title

ブラックフライデー=今年の売上は46・4億レ?=過去最高の売上予測も

2023年11月23日

店頭やサイトでの価格調査を忘れずに(©Arquivo/Agencia Brasil)
店頭やサイトでの価格調査を忘れずに(©Arquivo/Agencia Brasil)

 2010年に始まったブラックフライデーは小売業界の書き入れ時で、今年は46・4億レアルの売上が期待されていると18日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 今年のブラックフライデーは24日(金)だ。ここ数年は11月をブラックフライデー月間とする小売店も増えている。全国財・サービス・観光商業連合(CNC)によると、今年の売上は昨年同期比で4・3%の46・4億レアルの見込みで、実現すればブラックフライデー史上、最高となる。
 調査によると、電子機器や家電製品は12・8億レアル、家具及び家電製品は10・5億レアルで、予想される売上の48%を占める。それ以外では、ハイパーマーケットとスーパーマーケットの10・2億レアルや、衣料品・履物・アクセサリーの7・3億レアルが目立っている。
 小売販売を押し上げると見られる要因の一つはインフレの減速だ。昨年の調査時は9・7%だったインフレが、今年は3%になっている。レアルがドルに対して7・5%上昇したことや、経済基本金利(Selic)の引き下げもプラス要因だ。ブラックフライデーは耐久消費財の販売量が比較的多く、Selic引き下げが購入意欲を促す可能性がある。
 ここ30日間のネット販売では空調関連機器の需要が177%増え、40日間では2・9%値上がりしている。CNCが監視中の10項目を見ると、エアコンとビデオゲームは7・9%高だが、テレビやフォゴンは1・5%と2・7%値下がりしている。


ルーラ政権=着実に上昇する不支持率=国際関係の業績は高評価前の記事 ルーラ政権=着実に上昇する不支持率=国際関係の業績は高評価サッカーW杯南米予選=セレソンが史上初3連敗=出場園内ギリギリ6位に次の記事サッカーW杯南米予選=セレソンが史上初3連敗=出場園内ギリギリ6位に
Loading...