リオ・グランデ・ド・スル州=大量の海洋動物の死体回収=鳥インフルエンザが原因か

リオ・グランデ・ド・スル州南部の海岸で鳥インフルエンザの感染状子を監視している防災局職員らが大量の海洋動物の死体を発見し、死因を確認中と26日付コレイオ・ド・ポヴォサイトなど(1)(2)(3)(4)が報じた。
州防災局コーディネーターのルディマル・マシャド氏によると、数百頭に及ぶ海洋動物の死体が見つかったのはリオ・グランデ市のカッシーノ海岸とサンタヴィトリア・ド・パルマル市のファロル・ド・アルバルダン海岸の間だ。
死体はイルカやカメ、魚、アシカ、ペンギンなど多種に及び、その数は数百頭(匹)に上った。防災局職員達は死体を全て回収した後、個体数を数えて分析に回したが、結果はまだ出ておらず、死因は確定していない。
マシャド氏によると、25日は157キロの範囲で、イルカ68頭、カメ38匹、アシカ12頭、クジラ3頭の他、海鳥14羽と数百匹の魚の死体を回収したという。職員達はドローンで海上も監視しており、死体の回収は専門的な訓練を受けた人々が防護服を装着して行う。
10月9日付リトラル・マニア(5)や10月25日付G1サイトなど(6)(7)によると、同州では10月の初旬と下旬にも、数百頭単位の海洋動物の死体が見つかっており、鳥インフルエンザへの感染が確認されている。