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サンパウロ市地下鉄・CPTM=元旦より料金が5レアルに=バスは連動値上げ行わず

2024年1月3日

 1日からサンパウロ市地下鉄とパウリスタ都電(CPTM)の料金が5レアルに値上がりした。同日付UOLサイト(1)などが報じている。
 聖市地下鉄とCPTMの料金が上がったのは2020年1月以来、4年ぶりのことで、これまでの料金4・40レアルから0・60レアル上昇した。
 これに伴い、ビリェッテ・ウニコを使って地下鉄やCPTMと聖市のバスを乗り継ぐ際の料金も、7・65レアルから8・20レアルに値上がりした。
 従来ならば、地下鉄やCPTMとサンパウロ市バスの料金は連動して上がっていたが、今回はそれが行われず、バス代は4・40レアルで据え置きとなる。
 この背後には、地下鉄・CPTMを管轄するタルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事(共和者・RP)とサンパウロ市バスを管轄するリカルド・ヌーネス市長(民主運動・MDB)との意見の相違がある。ヌーネス市長は再選をかけた市長選を10月に控えており、公共料金の値上げに強く反対している。
 ヌーネス市長は12月17日から日曜運行のバスの無料サービスも始めており、この点に関してもタルシジオ知事と対立している。


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