郵便局が新たなサービス=4月には郵便料金調整も

郵便局と連邦貯蓄銀行(Caixa)が事業提携を行い、従来はCaixaが行ってきたサービスを郵便局でも行うようになると25日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
郵便局でも扱うことになるサービスは、社会統合プログラム(PIS)や勤続期間保障基金(FGTS)、失業保険だ。郵便局での対応は、郵便局に派遣されたCaixa職員による対面サービスまたはヴァーチャル対応で行われる。
また、Caixaの顧客はビデオ会議を通じ、登録更新やパスワードのロック解除、社会保障を現金で引き出すための相談や許可、失業保険やボーナス(アボノ・サラリアル)、FGTS、国立社会保障院(INSS)に関する案内を受けることができる。
他方、宝くじ売り場(Loterica)も、回収ポストを設置し、郵便物の投函や注文した品物の受け取りも行えるようにする。
事業提携のためのテストはパラー州ペイシ・ボイの郵便局で行われ、Caixaの郵便物1万3千件中500件もこの郵便局から発送された。郵便局での銀行業務は年内に全局で始まるが、宝くじ売り場での対応は売り場次第だという。
25日付アジェンシア・ブラジル(3)によると、同日は、4月3日からは国内便、国際便を含む全ての郵便料金を4・39%調整することが官報に掲載された。一例は20グラムまでの国内便で、2・45レアルが2・55レアルになる。国際便は地域や重量により、4・30~239・60レアルとなる。