バイア州=リオ市の観光バスが横転=9人死亡、23人が負傷
11日未明、バイア州の国道でリオ市からの観光バスが横転し、9人が死亡、23人が重軽傷を負う事態が発生した。同日付G1サイト(1)などが報じている。
事故発生は11日午前4時30分頃で、現場はバイア州最南部のテイシェイラ・デ・フレイタスを通る国道101号線885キロ地点、ポスト・ダ・マタ地区方面行の車線だ。
横転したのは、リオ市からバイア州の観光地ポルト・セグーロに向かっていたRMヴィアージェンズ・エ・ツーリズモ社のバスで、34人が乗っていた。
この衝撃で乗客のうち8人が即死。そのほか、24人の重軽傷者が移動式緊急医療サービス(Samu)による手当、もしくは近隣の病院に運ばれるなどの処置を受けたが、午前9時30分頃、テイシェイラ・デ・フレイタス市の病院に運ばれた負傷者1人の死亡が確認された。
このバスには運転手が2人いたが、彼らは無傷で終わっている。
RM社はこの事故を受けて声明を発表。犠牲者や負傷者に対する補償を約束し、事故原因の究明に尽くすことを誓った。11日昼過ぎの時点ではまだ、事故の原因は明らかにされていない。