国内ペット用品2社が合併へ=Petzとコバシ

ペット用品とサービスの国内大手のPetzとコバシが近く合併する可能性に関する合意に達したと発表した。19日付G1サイト(1)が報じている。
Petzとコバシは共に、ペット用品とサービスを担うチェーン店で、前者が全国で249軒、後者が234軒の店舗を構えている。
Petzは先月、もう一つの大手でオンラインを中心に展開しているペットラブに合併話を持ちかけたが、物別れに終わっていた。
Petzによると、2023年の両者の収益は69億レアルで、利息・税・減価償却前調整後利益は4億6400万レアルになると見込まれているという。
Petzの代表取締役のセルジオ・ジメルマン氏は、合併により、今年の収益は75億レアルを超えることを期待しているという。
Petzはこの合併により、前18日は3・50レアルで終えた同社の株価が倍以上の7・10レアルに上がると見込んでいたが、19日午後0時11分現在の株価は40%ほど上昇の4・89レアルだった。
JPモーガン社のアナリストらは、合併は高いシナジーをもたらす可能性があると、ポジティブな見方をしている。