パスポート=発行手続きの予約停止に=連警サイトへの不法侵入で

連邦警察のサイトに不法侵入を試みた人物がいたことが判明し、パスポート発行のためのオンラインでの日程予約サービスが17日から止まっている。急いでパスポートを取得する必要があるが、予約を入れられないという人は、早急にパスポートを必要としていることを証明する書類を添えてメールで手続きをと18日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
連警によると、連警サイトへの不法侵入の試みが確認されたのは週の頭で、システムの安全性などが確認されるまで、オンラインでの日程予約サービスは停止されるが、既に予約ができていた人への対応は通常通り行われている。
現時点ではシステムが回復する予定は定かではないが、連警はシステム回復を急いでいるので、向こう30日以内に旅行が予定されている人以外は、システムの回復を待つよう、勧めている。
また、急いで旅行しなくてはならない事情が生じ、緊急または非常時用のパスポートを要請する必要がある場合は、通常の交付期限である6営業日という期間を待つことができないことを証明する書類を添えて最寄りの連警にeメールを送れば対応してくれるという。
なお、現時点で流れているオンラインでの日程予約停止はパスポートに関するもののみで、外国人の身分証明書(RNE)発行などのための予約については報じられていない。