今年4度目の熱波到来=中西部から南東部にかけ

今年に入り4度目の熱波が到来し、来週まで続く見込みだと、23日付G1サイト(1)が報じている。
今回の熱波は既に始まっており、特に暑くなりそうな地域は南マット・グロッソ州、マット・グロッソ州とゴイアス州の南部のように中西部が多いが、南東部でもサンパウロ州西部やミナス・ジェライス州の三角地帯、南部でもパラナ州北西部などが平年の平均気温よりも5度以上暑くなるゾーンに入っている。これらの地域では最高気温が35度を超えることもあり得るという。
平均気温より3~5度高い、二番目に暑い地域も、連邦直轄区やサンパウロ州、リオ州、エスピリトサント州、サンタカタリーナ州のほぼ全域と、東部を除くミナス・ジェライス州やリオ・グランデ・ド・スル州北部、マット・グロッソ州中部に及んでいる。
気象サイト、クリマテンポによると、今回の熱波は乾いた高気圧が低気圧をブロックし、高温化したことで起こっているという。クリマテンポの気象予報士ファビオ・ルエンゴ氏によると、この現象はこの季節にはよくあることで、決して珍しいものではないという。
今回の熱波は比較的長く続く見込みで、来週半ば(5月2日頃)まで続くとみられている。