リオ市レブロン=マクドナルドで暮らす母娘=大量の服を持ち込み3カ月

リオ市の富裕地区レブロンのマクドナルドにスーツケースを持ち込み、3カ月間住み着いている64歳と31歳の女性が話題を呼んでいる。25日付G1サイト(1)が報じている。
二人についてはグローボ局やCBNラジオ(2)も既に報じているが、レブロン海岸の近くにあるマクドナルドに午前10時の開店と同時に入ると、閉店となる午前5時まで、一つの席で居座っているという。閉店中は店の前の通りで寝ている姿が幾度となく目撃されている。
この二人は衣服などを入れたスーツケース五つを傍らに置き、マクドナルドで日々を過ごしている。この状況が3カ月間も続いているため、従業員が手助けしてリオ市の施設に泊めようとしたが、彼女たちが断っている。
二人によると、出身はリオ・グランデ・ドン・スウ州で、リオには8年前に来たという。「アパートを探している」と彼女たちは言うが、2018、19、21年にはコパカバーナのホテルで宿泊費を踏み倒して追い出され、訴えられてもいる。また、南大河州在住時にも家賃滞納で家を追い出されており、人種差別を行ったことでも訴えられている。
彼女たちは別居中でイギリスに進んでいる夫の支援を受けているというが、その夫もこのマクドナルドの件では驚いているという。
自分たちが話題になっていることに関し、娘は「私たちの肌が黒くて服もほとんど着ておらず、僅かなスーツケースしか持っていなかったら、こんなに注目されていなかっただろう」と語っている。