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外国直接投資=3月は過去12年間で最高=第1Qで233億ドル獲得

2024年5月4日

 3月の国外からの直接投資額が、同月としては2012年以来の最高額を記録した。2日付G1サイト(1)が報じている。
 これは4月30日の中央銀行の報告で明らかになった。それによると、今年3月の国外からの直接投資は95・9億ドルだった。これは昨年3月の73・4億ドルを上回るだけでなく、3月としては12年3月に記録した149・6億ドル以来の高額だ。

 第1四半期の国外直接投資額は233億ドルで、こちらも昨年同期の210億レアルを11%上回るものとなった。
 エコノミストたちによると、ブラジルが国外投資を呼び込んでいる要因の一つは、財政均衡法(アルカボウソ)や税制改革も含めた経済成長のシナリオが維持できていることで、投資家たちは生産活動が引き続き良好な水準にあることに好感を持っているという。
 また、労働市場の活況化もブラジルへの資金提供で収益を得られる可能性を高めると見られている。
 外国投資が増えれば伯国はより多くの外貨(ドル)を獲得でき、自国通貨レートとインフレ抑制のコントロールが容易になる。また、国内の大型事業を促進させる資金調達にも役立ち、さらなる経済成長につなげることが可能となる。


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