リオ・グランデ・ド・スル州=サッカーの試合中断=男女とも27日まで

ブラジルサッカー連盟(CBF)が7日、リオ・グランデ・ド・スル州を本拠とするサッカーチームが参加する試合を、男女とも、27日まで中断することを決めたと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。これは、同州の被災市が全州の78%にあたる388に増えた時点で出た判断だ。
リオ・グランデ・ド・スル州サッカー連盟は、非常事態が宣言され、洪水がいつひくかもわからない中では練習も試合も不可能とし、全国レベルでの試合の中止を要請していた。これは、他州のクラブとの試合ができないだけではなく、試合への参加が可能となった時点で、他州のクラブとの試合消化数に開きが出ることを懸念してのことだったが、CBFは同州のチームが参加する試合だけを延期することを認めた。
また、南米サッカー連盟も、今週行われる予定だったリベルタドーレス杯とスダメリカーナ杯のアウエーでの国際試合を延期した。グレミオはチリのウアチパトと、インテルナシオナルはボリビアのレアル・トマヤポと対戦する予定だった。
27日までに予定されていたが、延期される試合は、男子が全国選手権8試合とブラジル杯3試合、女子は全国選手権の4試合だ。