セレソン=米国との親善試合は引分け=猛攻仕掛けるも、拙攻続き

12日、米国フロリダでサッカーの親善試合、ブラジル代表(セレソン)対米国代表戦が行われ、1―1の引き分けに終わった。同日付UOLサイト(1)などが報じている。
この試合でのセレソンは、20日からのコパ・アメリカに合わせ、ヴィニシウス・ジュニオルやロドリゴなどのレギュラーを揃えた、本番さながらの先発布陣で臨んだ。
前半17分、ペナルティエリアの左側に入るところでラフィーニャからのパスを受けとったロドリゴが落ち着いてシュートを決め、セレソンが1点を先制した。
だが、その後は、ラフィーニャとロドリゴが各々、シュート・チャンスを逃した後の25分、米国がペナルティエリア近くでファウルを誘い、エースのプルシッチがセレソンのディフェンダー陣の壁をゴロで鋭く抜けるシュートを決め、同点とした。
後半はかなり一方的なセレソン・ペースになり、猛攻を仕掛けたが、最後のツメが甘く、得点を逃し続けた。この試合でセレソンが放ったシュートは25本。その内、11本が相手キーパー、マット・ターナーにセーブされる、正面を突いたものだった。目下3試合連続得点中だった17歳エンドリックも途中出場したが、4試合連続はならず、試合は1―1の引き分けに終わった。
セレソンは20日から、米国で開催されるコパ・アメリカに突入。グループD組のセレソンの初戦は、ブラジリア時間24日22時からの対コスタリカ戦となる。