テント生活者が5万7千人=車の内で生活は1875人

ブラジル全体では5万7千人がテントで生活し、約1900人が車で生活していると、6日付G1サイト(1)が報じている。
これは、地理統計院(IBGE)が6日に発表した、22年の国勢調査の解析結果だ。それによると、ブラジルには、固定した住所を持たず、その場しのぎ的な形で生活している人が16万人おり、その内の35%に当たる5万7千人がテントで生活しているという。この数は全国民の0・03%にあたる。
また、車を住居代わりにしている人も1875人いるという。その内327人はアマゾナス州に、260人がサンパウロ州に、146人がリオ・グランデ・ド・スル州にいるという。
その場しのぎ的な生活者は、2010年の国勢調査での28万3千人と比べ、43%減っている。