サッカーW杯予選=セレソン内容締まらぬも=エクアドルに勝ち4位浮上

6日、サッカーのブラジル代表(セレソン)はW杯の南米地区予選に臨み、試合内容は今ひとつながらも、エクドアルに1対0で勝利。順位を4位に上げた。7日付UOLサイト(1)が報じている。
パラナ州クリチーバのコウト・ペレイラで行われた試合でのセレソンは序盤、巧みなパス回しから有利に試合を進めた。29分、この日はセンターフォワードで起用されたロドリゴが、ペナルティエリア手前中央から鮮やかにミドルシュートを決め、1点を先制した。
前半終了間際にはエクアドルに攻め上がられ、前に出過ぎたキーパー、アリソンの隙を相手エース、カイセドに狙われてヒヤッとする場面があったが、ディフェンダーのガブリエル・マガリャンエスがゴール前でうまくカバーし、得点を許さなかった。
後半は、エースのヴィニシウス・ジュニオルが好機で得点を逃し続け、時間が経過するにつれ、セレソンが相手ゴールを脅かす場面も減った。だが、エクアドルも決定的チャンスが作れないまま時間が過ぎていき、結局セレソンが1対0で逃げ切った。
これにより、セレソンは勝ち点10となり、6位からW杯出場圏内の4位に再浮上した。
試合後は、ヴィニシウスやパケターなどの攻撃陣の消極性に批判の声が飛んだが、17歳4カ月で出場したエステヴォンのプレーは高評価を得ていた。
セレソンの次戦は10日、敵地でのパラグアイ戦だ。この試合は21時30分からグローボ局で生中継される。