site.title

大物歌手=農園で奴隷労働課した疑い=コウモリも住むあばら家で

2024年10月10日

レオナルド(facebook)
レオナルド(facebook)

 7日、セルタネージャの大物歌手レオナルド(61)が所有するゴイアス州の農園で奴隷労働が行われていたとの報告が行われ、彼の名前がブラックリストに掲載された。8、9日付G1サイト(1)(2)が報じている。 労働雇用省が7日に発表した報告書によると、ゴイアス州北西部ジュッサラにあるレオナルド所有の農園「ファゼンダ・ラカンカ」で奴隷労働状態にあった労働者計18人が救出されたという。その中には17歳の青年も含まれていた。
 農園の管理者は、労働者たちに苗の植え付けや根の仕分け、プランテーションなどの労働を課していたが、17歳の青年を含む6人は、農園の中心部から2キロ先にあり、衛生状況も劣悪なあばら家のようなところに住まわされていた。報道によると、家は石積みで、木の梁を設けて瓦で葺いた上、PVCで内張りが施されていたが、寝床は仮説で、トイレが不足。さらにはコウモリが生息し、フンも散乱していたという。
 この農園はタリスマンと呼ばれる別の農園と合わせて6千万レアルの資産価値があるという。タリスマンは直接の監査が入っていないが、同様の問題で摘発されている。
 レオナルドはこの訴えを受け、「農園経営者は別の人物で、奴隷労働の実態は知らなかった」と答えている。レオナルドによると、すでに損害賠償に応じているという。
 レオナルドはセルタネージャ・デュオのレアンドロ&レオナルドとして1983年にデビュー。ハンサムな男性2人組として一世を風靡して人気者となった。1998年に相棒のレアンドロがガンで病死してからはソロとして活動。セルタネージャ界の大御所として知られていた。


中国の景気刺激策が好影響=ブラジル政府が投資誘致提案検討前の記事 中国の景気刺激策が好影響=ブラジル政府が投資誘致提案検討統一地方選=再選狙った市長は8割当選=棄権率は21%で高止まり次の記事統一地方選=再選狙った市長は8割当選=棄権率は21%で高止まり
Loading...