ウルグアイ大統領選=左派対中道右派で決選投票=オルシ氏リードも接戦か

ウルグアイで27日、大統領選の一次投票が行われ、ヤマンドゥ・オルシ氏とアルヴァロ・デルガド氏による決選投票を11月24日に行うことになった。28日付CNNブラジル(1)が報じている。
開票の結果、一次投票で1位となったオルシ氏は41・5%の票を得たが、50%に満たなかったため、2位の候補との決選投票が行われることになった。
オルシ氏は左派連合の「拡大戦線」推薦候補で、同国の左派に強い影響力を持つホセ・ムヒカ元大統領(2010〜15年)の流れを継承する候補だ。
2位に入ったデルガド氏は28・69%を獲得。同氏は現職のラカージェ・ポウ氏の後継の中道右派候補だ。
3位に終わった若手の保守候補アンドレス・オヘダ氏は16・8%を獲得。同氏がデルガド氏を推薦すると発表しているため、決選投票もオルシ氏にとっては予断を許さない状況が続くことになる。