サッカーW杯南米予選=ベネズエラに痛恨の引き分け=ヴィニ、まさかのPK外し

14日、サッカーのW杯南米予選が行われ、ブラジル代表(セレソン)は敵地でのベネズエラ戦を1対1の引き分けで終えた。同日付UOLサイト(1)が報じている。
前半のセレソンは前戦のペルー戦の後半の調子が続き、動きが良かった。ラフィーニャとヴィニシウス・ジュニオルのドリブルとパスがうまく決まり、相手ゴールを度々脅かす場面も見られた。
42分、ペナルティエリアの手前からのフリーキックのチャンスを得たセレソンは、ラフィーニャがゴール右隅へ直接飛び込む豪快なゴールを決め、1点を先取した。
だが、後半開始早々、ベネズエラは速攻を展開。ペナルティエリア内でバックパスを行うと、ノーマークで走りこんできたセゴヴィアがゴールを決め、同点に追いついた。
後半14分、セレソンはヴィニシウスがペナルティエリアで相手キーパー、ロモに押し倒され、VAR判定でペナルティキックのチャンスを得た。
セレソンには決定的なチャンスだったが、ヴィニシウスのPKは左にやや動いたロモの真正面をついた。ロモがボールを前方に弾いたため、ヴィニシウスはさらにシュートを狙ったが、それも左に大きくそれ、絶好のチャンスを潰した。
試合はそのまま引き分けに終わってしまった。
セレソンの順位は勝ち点17で4位を保ったが、5位エクアドル、6位パラグアイは勝利したため勝ち点差1に迫っている。勝ち点で並んでいた3位のウルグアイは2位のコロンビアに勝利し、逆転で2位に上がった。
セレソンは試合後に帰国。19日に、セアラー州フォルタレーザでウルグアイと対戦する。