ドイツで誤認逮捕の女性2人、米国のビザ下りず

　昨年3月にサンパウロ州グアルーリョス空港でスーツケースをコカインの入ったものにすり替えられたために、密輸を図ろうとしたと疑われ、ドイツで38日間勾留されたゴイアス州の女性旅行者、カチナ・バイアさんとジェアネ・パオリーニさんが、今度は米国行きのビザ取得を拒否された。昨年の逮捕を問題視されているようだが、連邦警察の捜査で2人の無実はすでに証明されている。「また私たちが被害者になった」と2人は嘆いているが、問題の解決を願いたい。(1)