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リオ・グランデ・ド・スル州でまた風水害=35市で強風や降雹、停電発生

2024年12月3日

強風で一部が倒壊したパビリオンと救急車(© Rádio Sobradinho/Divulgação)
強風で一部が倒壊したパビリオンと救急車(© Rádio Sobradinho/Divulgação)

 【既報関連】4月末から5月初旬にかけての豪雨で大水害が生じたリオ・グランデ・ド・スル州では1日、寒冷前線の接近、通過と低気圧の影響で風水害が生じた。州防災局によると、35市で洪水その他の被害が出たと2日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)が報じた。
 アロイオ・ド・チグレ市では1日夜、市立公園に建てられていた金属製のパビリオンの一部が風で倒壊。ビールや腸詰ソーセージを楽しむ文化・美食イベントは終わっており、大惨事は免れたが、後片付け中の展示者や清掃職員ら50人以上が治療を受けた。内12人は市内の病院に運ばれたが、カシアス、カショエイラ・ド・スル両市の病院に運ばれた人もいたという。
 まだ、強風のために州のほぼ全域で倒木などが起き、52・9万の家屋や商業施設、公共施設が停電。RGEの管轄エリアでは2日午前2時現在で27・9万戸、8時現在で12・68万戸のように徐々に回復している。CEEEエクアトリアルの管轄エリアでも約25万戸が影響を受けた。
 北西部のカラジーニョでは50戸の屋根が飛ばされ、北東部のサンジョゼ・ド・エルヴァルでは倒木で国道386号線が通行止めとなった。カマクアンでは倒木や強風で農村部にある小学校の建物の屋根が飛ばされ、校舎の一部が崩壊。教室に大量の雨が降り込み、設備や書類も被害を受けたという。


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