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ANVISAが販売を禁止=コルゲート社製の歯磨き粉停止

2025年3月29日

問題となったコルゲート社トータル12クリーン・ミント(Divulgação)
問題となったコルゲート社トータル12クリーン・ミント(Divulgação)

 国家衛生監督庁(Anvisa)が27日、コルゲート社の歯磨き粉の販売を90日間禁じると連邦官報に掲載したと同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
 全国的に販売禁止となったのは、コルゲート社のトータル12と呼ばれる製品の中の一つのクリーン・ミント味の歯磨き粉だ。
 これは、この製品を使って健康被害が出たという13件の事例に関する通知、計8件を分析した結果、出た措置だ。報告されている主な症状は、扁桃腺や唇、口腔粘膜の腫れ、唇や口の灼熱管としびれ、口の渇き、歯茎の炎症、赤みで、同庁は、これらの症状は消費者の生活の質に重大な影響を及ぼし、場合により、医療費、仕事の休業、食事やコミュニケーションでの困難、精神的な苦痛などを引き起こしていると報告した。
 同庁によると、販売禁止期間は90日間で、この間に原因その他の調査を行うという。27日の時点では製品回収命令は出ていないが、この間は製品を取り分け、消費者の目に触れないようにすることを求めたという。
 ただ、コルゲート社は販売禁止が報じられた27日に声明を出し、ANVISAの決定を認識しており、即座に控訴した結果、同日中に販売禁止措置が停止されたと発表した。(3)
 同社によると、問題となった商品に健康上のリスクはないが、消費者の中には製品に含まれているフッ化スズ、染料、香料などの化合物に敏感な人がいるかもしれないという。


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