エミレーツと酒サムライがコラボ=ジャパンハウスで日本酒セミナー

エミレーツ航空ブラジルは2月26日、「酒サムライ」として知られる飯田アレシャンドレ龍也氏と協力し、サンパウロ市の日本文化広報施設「ジャパンハウス」で日本酒普及セミナー「羽ばたけ日本酒」を開催した。
セミナーには、旅行業界や飲食店関係者など約70人に加え、エミレーツ社スタッフ15人も参加した。
エミレーツ航空ブラジルはジャパンハウスのスポンサーの一社で、今回が初のイベント開催となった。
挨拶に立ったエミレーツ航空南米支社長のステファン・ぺファー氏は、「今年は日本ブラジル友好交流130周年の重要な年。大阪でのEXPO2025もあり、両国交流が活発になるでしょう。このセミナーを通して、日本の伝統の一つである日本酒を知ってください。そして、多くのブラジル人がエミレーツを使って日本での体験ができるよう願っております」と述べた。

ジャパンハウスのカルロス・ホーザ館長は、「ジャパンハウスの来館者数は今年で400万人を突破しました。これもエミレーツ社をはじめとする多くの方の協力のおかげ。今回のような日伯交流が強まる機会を応援すると同時に、今後、我々自身も日本文化と伝統をブラジルに伝えて行きたい」と述べた。
在サンパウロ日本国総領事館の清水享総領事は、「日本とブラジルが和食、和酒を通して日伯交流を益々深めて行くことを願っております」と述べた。
その後、飯田氏が日本酒の歴史や種類、製作工程などを幅広く紹介。参加者は日本酒4種とジャパンハウス内レストラン「藍染」提供のペアリング和食料理に舌鼓を打った。