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『ピンドラーマ』229号=自分の美容院実現した河野さん

2025年7月19日

表紙
『ピンドラーマ』229号

 コジロー出版(川原崎隆一郎代表)の月刊『ピンドラーマ』29号が7月に刊行された。巻頭の「21世紀の日系移民」(布施直佐編集長)では、サンパウロ市パライゾ区で美容院を経営する河野泰吾さん(41歳、長野県)が紹介されている。

 長崎県で生まれ育って20歳で東京の美容院で働き始めたが、都会に驚きは少なく、24歳の時に「だったら海外に行ってみたいな」とニューヨークの美容院へ。だが仕事はシャンプーや掃除で、髪を切ることはなかったため、店の外で歩いている人に声をかけて〝個人営業〟。その時、日系2世の現在の奥さんと知り合った。

 1年で日本に帰国し、兵庫県で彼女と一緒に美容院で働くも、「そろそろブラジルに行こう」と言われ、決意。入籍して2012年に渡伯。失敗と試行錯誤を重ねながら2014年に現在のお店をオープン。2人の娘を育てるためにがむしゃらに働いたが、昨年から妻の兄に誘われてトライアスロンを始めたという。ブラジルで掴んだ「自分の美容院を実現」という実経験が語られている。

 その他、「ポルトガル語ワンポイントレッスン」(リリアン・トミヤマ)、「伯国邦字紙四方山話」(松本浩治)、「黒酢次郎のブラジル回顧録」、「開業医のひとりごと」「クラッキ列伝」やイベント情報などが30頁に満載。詳細は同編集部(電話11・3277・41

21、ed.kojiro@gmail.com)まで連絡を。https://www.calameo.com/accounts/7735052でも記事が読める。


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