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本門佛立宗=平和を再考させる原爆写真展=戦争の記憶と仏教の精神

2025年7月17日

ポスター
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 ブラジル本門佛立宗中央寺院日教寺(コレイア教伯ブラジル教区長)では19日(土)11時半から、写真展「トランクの中の日本 ― 戦争・平和・仏教」を開催する。広島・長崎への原爆投下という惨禍と、その後の平和の再建に思いを馳せる平和写真展だ。入場無料。

 この写真展で展示される、米国人写真家ジョー・オドネル氏が1945年に広島・長崎で撮影した貴重な写真には、焼け野原となった街や、すべてを失った人々の沈黙のまなざしが記録されている。戦後80年という節目に、戦争の記憶と平和の尊さ、そして仏教の精神に思いを馳せる機会を提供する。

 同教団の全国青年会50周年式典に合わせて開催される。8月の終戦記念日や原爆投下記念日を目前に控え、仏教は平和を希求する運動であることを青年に改めて訴えると共に、一般にも広く共感してもらう機会を提供する。

 同写真展は28日まで開催。同教団では「仏教の教えには『憎しみによって憎しみは消えることはない。ただ慈しみによってのみ消える』というものがあります。今この世界で起きているすべての出来事を見つめ直す、静かな時間となることでしょう」と来場を呼びかけている。【会場】本門佛立宗 日教寺(Rua Vicente da Costa, 211 – Ipiranga, São Paulo)


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