第2回関東ブロック運動会=晴天で約1500人が参加

第2回関東ブロック運動会が、1日午前9時から午後5時頃までサンパウロ市ビラ・クレメンチーノ区の「オリンピック・センター」で開催された。
当日は、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の関東ブロック7県人会関係者をはじめ、その家族や友人、一般など約1500人が参加。晴天に恵まれた中、16種目の競技が行われて盛り上がった。
運動会は午前9時から開会式が行われ、日伯両国歌斉唱、ラジオ体操に続いて、栃木県人会の沢里オリビオ会長があいさつ。「運動会は日系社会の中でも伝統的なイベント。開催のために協力してくれた関係者やボランティアの方々に感謝し、今日は皆で運動会を楽しみましょう」と呼びかけた。
引き続き、県連副会長の大町アルフレッド氏(秋田県人会長)、伊藤ケンジサンパウロ市議、カタギリ・キム連邦下議ら来賓があいさつし、参加者を激励した。
運動会は午前中、6歳~12歳の「25メートル走」を皮切りに、60歳以上の「ビーズ拾い」や「計算リレー」、「玉入れ」(12歳以下)等が行われた。昼食時には千葉県「松風館道場」による剣道のデモンストレーション、千葉県「心響」チームによる和太鼓演奏、茨城県「サンキュー連」の盆踊り、群馬県「八木節」が披露。盆踊りでは来場者も参加して、踊りの輪を広げた。

午後からは、「プレゼント取り競争」(6歳以下)で始まり、二人三脚や綱引き、ボール回し競争の後、最後は子供と大人別のリレー競争で盛り上がった。
なお、来場者が持参した1㎏の基礎食料品は全部で約1トン分が集まり、慈善団体に寄付されたという。