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「私が次期CBF会長」=シャウジ氏の就任が濃厚に

2025年5月20日

シャウジ氏(Reproducao)
シャウジ氏(Reproducao)

 【既報関連】エジナルド・ロドリゲス会長の電撃解任騒動に揺れるブラジル・サッカー連盟(CBF)で、新たな会長候補としてサミル・シャウジ氏(41歳)が急浮上。現時点で会長選には他の候補が出ておらず、自身も「私が次期会長」との宣言を18日に行っている。
 エジナルド氏は15日にリオ地裁から突如、解任を告げられた。それは、2022年から続く会長継承問題に終止符を打つべく、今年2月に委員たちが行ったエジナルド氏の会長職を認める署名が偽造されていたことが同地裁によって確認されたためだ。同地裁は、最高裁のジルマール・メンデス判事から署名の鑑定を一任されていた。(1)
 エジナルド氏は最高裁に訴える構えを見せたが、解任命令後、27連邦自治体中19の連盟がエジナルド氏支持を取り下げたため、同氏の立場は苦しくなっていた。(2)
 フェルナンド・サルネイ会長代行は、「なるべく早く会長選挙を」と約束し、25日に選挙を行うことが決まった。これを受け、18日にシャウジ氏が出馬を名乗り出た。シャウジ氏は25の連邦自治体の連盟と10のクラブの支持を受けており、他に立候補者もいないため、同氏の勝利が決定的とされている。
 シャウジ氏の本職は感染学医で、父親は40年にわたり、ロライマ州サッカー連盟会長を務めているゼッカ・シャウジ氏だ。本来ならシャウジ氏は、2027年から父の役職を受け継ぐ予定だった。
 シャウジ氏は18日午後にCNNブラジルの番組に出演。その場で、「5月26日から私が会長に就任する」と宣言した。
 シャウジ氏はこの番組内で、今回の会長交代劇がレアル・マドリッドのカルロ・アンチェロッティ氏の代表監督就任に影響を与えるかと尋ねられたが、即座に「それは変わらない。私も彼を信頼している」と答え、「アンチェロッティ氏はブラジルで生活する予定だ」とのプランも話した。
 シャウジ氏の会長就任が正式に認められれば、任期は2029年までとなる。


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