世界環境デー=リオ市で環境週間開催=ニテロイでは川浄化計画
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世界環境デーの5日にちなみ、リオ市では環境保全に焦点を当てたイベント満載の1週間が展開されると同日付G1サイト(1)が報じた。
無料プログラムのハイライトの一つは同市南部マリーナ・ダ・グロリアで開催されるBRマリーナス環境週間だ。13回目の今年は環境教育と沿岸の生態系保全への社会参加促進のため、グアナバラ湾の清掃キャンペーン、リサイクル可能な廃棄物をアート作品に変えるレメ地区での「レシクラルテ・プロジェクト」など、パネルディスカッション、ワークショップ、展示会、対話、その他の多彩なプログラムを準備している。
別の5日付G1サイト(2)は、フルミネンセ連邦大学農業環境工学部がコーディネートしている「レシグニフィカ」というプロジェクトでニテロイ市ジョアン・メンデス川に設置したエコバリアに溜まった消火器やFax、空き缶、ペットボトルなどの写真と共に、エコバリアによって回収された固形ゴミは5カ月間で2トンに達したと報道。コーディネーターのディルラーネ・カルモ教授は、「人々は川の重要性を理解しておらず、川を守る取り組みも評価していない。経済活動の資源のほとんど、または全ては自然から生まれ、私達はそれに依存している。私達が守らなければ、私達はそれを失ってしまう」とし、自然保護の重要性と自然が国の開発や発展に与える経済的な影響について強調している。