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寒波=SC州で零下8度=サンパウロ市でも今年最低の6度

2025年7月10日

25日のサンタカタリーナでの積雪(Reproducao)
25日のサンタカタリーナでの積雪(Reproducao)

 南部、南東部に到来している南極下ろしの寒波による冷え込みが激しく、サンタカタリーナ州では零下8度を記録した地域が出ている。25日付G1サイト(1)が報じている。
 24日の零下8・16度に続いて零下8度を記録したのは山間部にあるウルペマで、25日朝は零下8・03度を記録した。ウルペマは全国でも最も寒さが厳しいところとして知られているが、霜が降り、市中心部でも自動車のガラスが凍てつくなど、寒さを物語る写真が拡散されている。サンジョアキン市も零下7・67度を記録し、氷が張った池を男性が歩く映像も流れた。
 この日の未明に零下に達した市は40以上で、午前6時になっても30市以上で零下を記録。最低気温が15度を超えた市は皆無だった。州都のフロリアノーポリスでも、過去17年間で最低となる0・84度を記録するに至っている。
 サンパウロ市でも25日朝7時に、北部ミランテ・デ・サンターナの観測所で6・1度を記録。これは5月30日に記録された今年の最低気温9・6度を大幅に下回り、今年の最低気温更新となった。
 サンパウロ市非常事態管理センター(CGE)によると、極南部のカペラ・ド・ソコーロでは零下0・3度を記録したという。
 予報によると、この寒さは26日まで続くという。(2)


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