Selic=年15%で据え置き=7会合連続利上げ後

7月30日、中央銀行通貨政策委員会(Copom)は7会合続いた利上げ後、経済基本金利(Selic)を年15%で据え置くことを決めた。同日付UOLサイト(1)が報じている。この金利は06年7月以来の高水準で、信用や調達コストを上昇させ、個人消費や企業投資を抑制する。
Copomによると、今回は利上げを行わなかった背景として、米国が諸国に課している高関税の存在に言及。会合後の会見では、ブラジルへの高関税導入により不確実性が高まっており、「地政学的緊張が顕著な折り、新興国は特に注意を払う必要がある」と述べている。
中銀は伯国に関して「経済は依然として活況」と評価。「経済...
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