50%関税=米国離れ中国接近が顕著に=ブラジル製品に市場開放で

【既報関連】トランプ米大統領によるブラジル製品への50%関税発表後、ルーラ政権が進めていた他国への販売努力に対し、中国がコーヒー、ゴマ、鶏肉や豚肉などのブラジル製品への市場開放を進めるなどの実が見えて来ている。トランプ関税によって米国とは距離が離れ、より中国に歩み寄る傾向が強まった形だ。
一例は、ブラジル企業183社に対する同国へのコーヒー輸出の認可だ。在ブラジル中国大使館が2日にXで行った発表によると、7月30日に発効した措置は5年間有効だ。
先週発表のデータによると、中国の純コーヒー輸入量は20~24年に1万080トン増加する見込みだ。国民1人あたりの年間消費...
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