《記者コラム》原爆、終戦から80年=語り継ぐ大切さを思う

ブラジルではまだ5日の夜、NHKで広島での原爆記念式典の様子が流れた。原爆投下から80年経ち、被爆者と呼ばれる人達が少なくなる中、ウクライナやガザ地区の代表も招いて行われた式典と知り、なおさら胸が熱くなった。
原爆記念日が近づくと、毎年繰り返されるのが、「ノーモア広島、ノーモア長崎」という言葉だ。日本は唯一の被爆国だし、今もまだ原爆が原因で死者が出ていることは知らなくても、広島、長崎の名は世界中の心ある人達が知っている。
だが、当時のことを語れる人達はどんどん減り、日本各地にある被爆者協会の中には活動を停止したところもある。そういう意味では、昨年のノーベル平和賞に...
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