中南米で利下げ局面終盤に=不透明感と成長鈍化対応で

中南米の主要国チリ、コロンビア、メキシコの中銀は、利下げのペースを鈍化させており、金融緩和サイクルは終盤に差し掛かっている。米国の関税政策を巡る不透明感に加え、各国の財政赤字や成長鈍化といった経済的制約が、政策運営の重荷になっていると18日付ヴァロール紙(1)が報じた。
これらの国々は米国に先行して金融緩和を進めてきたが、足元では利下げ幅の縮小や慎重な姿勢が目立つ。関税引き上げによるインフレへの影響が読みづらく、国内経済に構造的課題を抱えていることも背景にある。
共通の懸念材料は米国の通商政策で、各国中銀はその影響を見極めつつ、対応を進めている。関税引き上げがイン...
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