寄稿=たった一度の「老い」を楽しむ=日々機嫌良く生きる知恵=サンパウロ市在住 毛利律子
初めての認知症機能検査
今年6月、一時帰国中の筆者は、日本で後期高齢者運転免許証更新のための講習を受けた。普通自動車第一種(いわゆる自家用車を運転するため)免許の場合は、講義(座学)と運転適性検査テスト、実車指導を経たうえで合格したら、地元警察署で写真を撮り、新しい免許証が発行される。
70歳以上は受講が義務で、75歳以上の場合は認知機能検査が含まれる。筆者はブラジルでは運転しないので、その事情は分からないが、75歳にして初めて受けた更新手続きの流れを簡単に紹介したい。
まず、免許返納をしていない免許更新運転者に、誕生日前に「高齢者講習のお知らせ」のハガキが届く。そ...
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