日本語センター=「アフレコ」初コンテスト=優勝者4人は日本招待へ
ブラジル日本語センター(矢野敬崇理事長)は7日、創立40周年記念事業「アフレコ・チャレンジ」コンテストの表彰式を開催した。表彰者に豪華賞品が贈られたほか、グランプリ受賞者・グループによるアフレコの実演も行われた。
初開催となる同コンテストは、アニメに合わせて声をあてる「アフレコ(吹き替え)」を行うことで日本語学習や日本文化に関心を持ってもらうことを狙う。人気アニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」のワンシーンを審査対象とし、感情表現やキャラクターの再現性、発声・発音などが審査された。
7日の表彰式では、矢野理事長が「本当にすばらしい作品ばかりだった。皆さんがアフレコを通じて何かを学び取ってくれたことを願う」、国際協力機構(JICA)の島田宏子企画調査員が「アフレコは日本語教育の新たな可能性。たくさんの反響があったことを嬉しく思う」と入賞者を祝った。
ポルトガル語部門の優勝はグループ部門がエドゥアルダ・マッテヴィ・ベスコウさん、ジョン・ヴィトル・ソウザ・サレスさん、ユリ・ピメンテウ・ジ・アルメイラさんの3人、個人部門は同じくエドゥアルダさんが栄冠を手にした。
グループ部門の3人は苦労した点を「一人ひとりのタイミングを合わせるのが難しかった」と振り返り、「4時間くらいやり直した。でも本当に楽しい作業で盛り上がった」と笑顔を見せた。
日本語部門はグループ部門でジュリア・サカイさん、ウェンデル・デ・ソウザ・モレイラさん、エレン・タナカさんの3人、個人部門はディウリアニ・アゼーニャ・ダ・シルヴァさんが優勝した。
グループ部門の3人は全員インターネット上で知り合い、各々で練習。エレンさんは日本語が全く分からなかったが、メンバー2人に教えてもらいながら練習し、特に「『結局』という単語が難しかった」と笑った。
今後、日本語を勉強する予定だ。個人部門のディウリアニさんは最終日に参加を決め、約30回に渡って録音に挑戦。怒る演技では「飼っている猫を叱る気持ちで感情移入した」と大変だった点を話し、「大好きな作品なので、参加できて良かった」と受賞を喜んだ。
日本語部門で優勝した4人には賞品として日本までの往復航空券が贈られ、声優事務所などを見学する予定だ。








