INSS総裁更迭、給付遅延で政権に打撃
社会保障行政を担うINSS(国立社会保障院)のトップ交代が突然決まった。ジルベルト・ウォーラー・ジュニオール前総裁は、年金や給付申請の審査待ちが過去最多となるなど運営の停滞が批判され、ルーラ政権から更迭に至った。待機件数は2月に312万件超へ膨張し、政府内でも問題視された。後任には社会保障省のアナ・クリスチーナ・ヴィアナ・シルヴェイラ氏が就く。政権は選挙を見据え、行政の立て直しを急ぐ構えだ。選挙を前にした制度への信頼感は、数字よりも国民の体感で測られる。(1)








