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上院CPIと最高裁が激突=権力分立揺らぐ「全面戦争」へ=2027年改選に影落とす制度衝突

2026年4月17日

最高裁のジルマル・メンデス判事(Foto: Pedro França/Agência Senado)
最高裁のジルマル・メンデス判事(Foto: Pedro França/Agência Senado)

 ブラジルの民主主義制度は、司法、立法、行政の相互抑制が効かない「統治能力の欠如」というべき深刻な機能不全に陥っている。事態を決定的に悪化させたのは、上院の「組織犯罪調査委員会(CPI)」の最終報告書を巡る最高裁(STF)との正面衝突だ。司法が立法による告発に対し、刑事捜査の要請という形で直接的な「報復」に踏み出すという、憲政史上でも「異例の構図」が鮮明になっている。司法の独立という盾が、今や立法府の活動を封殺する矛へと変容しており、権力分立の原則が根底から揺らぐ。(1)(2)

 アレッサンドロ・ヴィエイラ議員が作成したCPI報告書案は、司法の中枢を標的とした。その核...

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