《ブラジル》BHが授業開始日を延期=最低1度の予防接種待ち

ゴイアス州では19日から対面式で新学年の授業を始めたが、5~11歳児への新型コロナのワクチン接種が認められた事や、オミクロン株による感染拡大が起きている事で、接種を授業への参加の条件とする自治体や授業再開を遅らせる州も出ている。
23日までに授業再開を延期していたのはアマゾナス州とトカンチンス州で、いずれも2月14日から授業を再開するが、前者は当初の予定から1週間、後者は2週間延期している。
また、26日にはミナス州ベロ・オリゾンテ市(BH)が、2月3日からの予定だった授業再開を2月14日からに変更した。
延期の理由を訊かれたアレッシャンドレ・カリル市長は、自分自身の孫が新型コロナに感染して闘病中である事を例に挙げ、多くの子供が新型コロナやインフルエンザに苦しんでいるから、1回目の接種だけでも終えてから授業再開としたいと説明している。