site.title

ニカラグア=伯国駐在大使の交代で対抗=国籍剥奪者の受入宣言受け

2023年3月18日

 ニカラグア政府がブラジル駐在大使を交代させた。これは国連人権委員会でブラジル代表が、同国で国籍を奪われた野党側の人たちの亡命を受け入れる宣言をしたことを受けて行われたとみられている。17日付G1サイト(1)などが報じている。
 ニカラグアは韓国、フィリピン、タイ、オーストラリア、ブルンジの計5カ国に関しても、大使を交代させると発表している。ブラジル駐在大使は、ロレーナ・デル・カルメン・マルティネス氏からガディエル・オスマニ・アルセ・セペダ氏に交代している。
 これは今月7日にスイスのジュネーブで行われた国連人権委員会で、ブラジル代表が、ダニエル・オルテガ大統領の政権に反対して国籍剥奪処分を受けた300人を超える人たちのブラジルへの亡命を受け入れると発表したことを受けてのものだ。
 オルテガ政権は左派独裁政権として知られており、この件でさらに国際関係で緊張を生んでいるが、同政権はフランシスコ法王が行った批判に反発し、「バチカン市国との外交停止を検討する」との発言も行っていた。
 ルーラ大統領はオルテガ政権の圧政に対して厳しい姿勢をとってこなかったため、諸方面から批判を受けていた。


グリーン水素の公共政策作り=鉱動省や商工省が作業班設置前の記事 グリーン水素の公共政策作り=鉱動省や商工省が作業班設置ドラッグ・クイーン局長が辞任=ルーラ政権発足から2カ月半で次の記事ドラッグ・クイーン局長が辞任=ルーラ政権発足から2カ月半で
Loading...