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新型コロナ=ビバレンテの接種対象拡大=今後は18歳以上が対象に

2023年4月26日

オミクロン株にも対応しているビバレンテのワクチン(Fabio Rodorigues-Pozzebom/Agencia Brasil)
オミクロン株にも対応しているビバレンテのワクチン(Fabio Rodorigues-Pozzebom/Agencia Brasil)

 保健省が24日、オミクロン株にも対応しているビバレンテ(2価)の新型コロナワクチンによる予防接種の対象を18歳以上に拡大すると発表。25日には対象を拡大して接種を行う自治体も出ていると24日付アジェンシア・ブラジル(1)(2)が報じた。
 2価のワクチンは、新型コロナのオリジナル株だけでなく、より感染力の強いオミクロン株にも対応できるよう改良されている。
 2価のワクチンによる補強接種の対象は、従来から使われているオリジナル株のみ(1価)のワクチン接種を2度以上受け、最終接種から4カ月以上経った人だ。1価のワクチンはコロナバック、アストラゼネカ、ファイザーなどが出しているが、2価はファイザー社製のみだ。
 最初の2回のワクチン接種を受けていない人や遅れている人は、2価のワクチン接種の前に保健所などで1価のワクチン接種を受ける必要がある。
 2価のワクチンによる補強接種キャンペーンは2月に始まり、60歳以上の人や収容施設などに長期滞在中の人とそれらの施設の職員、臓器移植後や基礎疾患があるなどの理由で免疫力が低い人、先住民やキロンボ住民などが対象だったが、今後は18歳以上で最低2度の接種を終えた人なら全員が接種を受けられるようになる。
 保健省によると、ビバレンテのワクチン接種を受けた人は20日現在で1千万人を超えており、内810万人が高齢者だという。今回の対象拡大でさらに9700万人が接種対象となる見込みだ。


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