五輪サッカー=消化試合でベネズエラに大敗=5日から決勝ラウンドへ
1日のサッカー五輪南米予選で、既に決勝ラウンド進出を果たしていたブラジル代表(セレソン)は、主力選手を温存させた状態でベネズエラと対戦。1―3で敗れたが、予選A組1位で5日からの決勝ラウンドに臨む。1日付UOLサイト(1)が報じている。
この日まで3連勝を飾っていたセレソンは、攻撃の軸であるエンドリック、ジョン・ケネディの両エースを温存させて、ベネズエラ戦に臨んだ。
だが、攻撃の軸を欠くセレソンは、攻守共に粗く、前半10分と31分には相手エース、セゴヴィアに立て続けにゴールを奪われた。
セレソンは後半にエンドリックを投入したが、本拠地開催の上、この試合に決勝ラウンド進出をかけていたベネズエラは、後半10分にもディフェンダー、リケルメのオウン・ゴールを誘う形で3点目。セレソンは45分にアレクサンデルのゴールで1点を返したが、焼け石に水だった。
3―1で勝利したベネズエラは、勝ち点を8とし、7点で先に日程を終えていたエクアドルを抜き、逆転で決勝ラウンドに進出した。
決勝ラウンドは5日から行われ、セレソンの相手は、5日がB組2位(パラグアイかアルゼンチンのいずれか)、8日がベネズエラ、11日がB組1位との対戦となる。決勝ラウンドで2位以上に入れば、パリ五輪への出場が決まる。