オザスコ=3000人が参加=第59回家族慰安大運動会

オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO、荒木進会長)は4日午前8時半、オザスコ市ジャルジン・ウムアラマ区アセンボ街184番のACENBO複合体育競技場で、『第59回家族慰安大運動会』を行った。日本晴れとなり、会員約3000人が参加、30種目の競技を楽しんだ。
午前は、ラジオ体操、50m競争、お母さん探し競争、ボーリング競争、算数競争、200m競争、カンガルー競争、重荷運び競争、4色リレー、スプーンレース、ゲートボール競争、ビン釣り競争、紅白玉入れ競争、老いらくの恋、宝探し、1500m競争が行われた。
昼食後、午後1時から開会式。15部会の部員が入場行進し整列。伯日両国歌を斉唱し、日伯両国旗とオザスコ市旗が掲揚された。

荒木会長は「今から130年前の1895年11月5日、パリで日本とブラジルの間で日伯修好通商航海条約が締結されました。その後、117年前の1908年に第1回笠戸丸移民がブラジルに上陸しました。日本ブラジル友好交流130周年を祝う今年、日本移民によってもたらされ、日本の各植民地で行われた運動会をACENBOが再現できることに大いに満足し、誇りに思います。運動会は近代日本文化の一つと言われますが、伝統的な日本文化の一面も引き継いでおります。ACENBOの運動会は大きな愛情と献身によって実行委員会が組織され、実現されております。家族、親戚、友人が集まり、1日楽しく競技し、幸せな出会いの場となることを願っております。日本人移民から受け継いだ運動会が楽しい思い出となり、未来の世代に受け継がれていくことを願い、今日一日が素晴らしい日になりますように」とポルトガル語であいさつ、開会宣言した。
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午後はオザスコ轟太鼓による和太鼓演奏、団体舞踊、あめ拾い競争、鈴割り競争、100m競争、ボール・リレー、嫁探し競争、二人三脚、縄跳び競争、壮年男女による100m競争、ムカデ競争、4色リレーの13種目が行われた。