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出生数=1976年以来の低水準に=出産年齢の高齢化が要因に

2025年5月17日

出産のイメージ(Marcelo Casal/Agencia Brasil)
出産のイメージ(Marcelo Casal/Agencia Brasil)

 地理統計院(IBGE)の16日発表によれば、2023年におけるブラジルでの出生数が1976年以来の低水準になっていたことがわかったと16日付G1サイト(1)が報じた。
 2023年のブラジルでの出生数は251万8039人。これは1976年に記録した246万8667人以来の低さで、1977年の256万6020人に近い水準だった。
 IBGEによると、1970年代は出生数が過小報告される傾向があったため、今回の出生数はこれを下回っている可能性もあるという。
 IBGEのクリヴィア・ブライネル調査員は「国勢調査などを見ても、人口鈍化は明らかだ。出生数が下がっているのは、女性たちが出産の機会を先延ばしにする傾向があるためだ」としている。
 2003年には23・9%に過ぎなかった30歳以上の妊婦による出産が、2023年には39%にまで上がっている。10代で母親になる女性の割合も20・9%から11・8%に下がった。
 今回の調査で出生数が増えていた地域は中西部だけで、婚姻数が増えていたのも中西部のみだった。
 ブラジルは2042年に人口が減少に向かうとの予測も立っている。


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