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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(170)

2025年5月23日

 一九五〇年、朝鮮戦争が始まると、パウリスタ新聞の東京支局の特派員となり、国連軍の従軍記者として現地に赴いた。
 どういうわけか、陸軍少佐待遇であったという。砲弾の音を聞きながら取材をした。
 朝鮮から戻った後は、日本の皇族始め有名な政治家、芸能人をインタビュー、原稿を本社へ送った。 
 一方で「南桜会」仲間の帰伯に尽力、一九五三年、その最後の一人として自分も戻った。
 アララクアラで事業を営みながら、サンパウロ新聞の通信員として、記事を寄稿した。
 『蒼氓の92年』の著者、内山勝男は、そのサンパウロ新聞の編集長であった。
 馬場は一九九八(平10)年、...

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