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日本語センター=南米初アフレココンテスト=日本行き航空券、応募来月20日まで

2025年9月27日

コンテストのチラシ
コンテストのチラシ

ブラジル日本語センター(サンパウロ市、矢野敬崇理事長)は、主催する南米初のアフレココンテストの応募を受け付けている。同センターは「アニメを通じて日本語を楽しんでもらい、また日本の文化や慣習に関心を持つ機会になれば」と参加を呼び掛けている。

同センターの創立40周年記念事業として初開催。「アフレコ」はアニメやドラマなどのキャラクターのセリフに声をあてることで、漫画やアニメの権利を所有する講談社ら企業から使用許諾を得て行うコンテストは南米初だ。

アニメはブラジルで大人気の「カードキャプターさくら」からクリアカード編を使用する。個人部門と3人グループで参加する団体部門の2形態。いずれも第4話のワンシーンから、個人部門では主人公「さくら」もしくは「兄の桃矢」、グループ部門では「さくら」、カードの守護者「ケロちゃん」、桃矢の親友「雪兎」、カードの守護者「月」のアフレコに挑戦する。

アフレコする動画や台本はすでに同センターHP(https://cblj.org.br/ja/evento/21685/concurso-desafio-afureko-2-j)で公開中。審査基準は今後発表予定だが、日本語の正確さよりも感情が声に乗っているか、シーンに合っているかなどが評価対象となる。

今年7月の日本祭り(サンパウロ市)では、同センターのブースで体験・先行応募が行われた。体験には約300人が挑戦し、試行錯誤しながらもキャラクターになりきる喜びを味わう姿が見られた。

個人・団体各部門のグランプリ賞品は日本―ブラジルの往復航空券(日本語での参加のみ対象)で、4人が選ばれる。ポルトガル語での応募も豪華景品が用意されている。

応募は10月20日まで。参加費は個人60レアル、団体150レアルで、チケット購入サイト「Sympla」で支払った後、登録したメールアドレスに応募サイトのURLが送られる。録音は何度でも可能。

表彰式は11月23日に行われる。問い合わせは同センター(evento3@cblj.org.br)へ。


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