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アマゾン暮らしの極意聞く=日本語ガイド大塚喜吉さん=中=揺れるボートの上を歩く74歳

2025年10月28日

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父の教えと責任

大塚さんは福岡県嘉穂郡嘉穂町の出身。父は海軍に従事し、長崎で原爆を目撃した被爆者だった。健康を害して52歳で亡くなった。「被ばくで骨が弱くなってしまい、あっちのアバラが折れた、こっちのアバラが折れたと言って何もできなくなって、男の一番いい時期なのに悔しいと言ってました」。そして、当時14歳の大塚さんは一家を背負うことになった。

「父から教わったのは『どう生きるか、どう働くか』だった。私は長男だから、弟妹を育てる責任があった。妹が結婚するまで見届けてから、自分は32歳で結婚しました」

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