名桜大学研究者らが移民短歌研究=コロニア歌人の百年の孤独と再会=31音に刻む「離散と定着」の記憶《編集長コラム》
当事者の声で掘り起こす歴史
2月半ば、沖縄短歌をめぐる共同研究の一行が、およそ1週間の日程で来伯した。目的は、ブラジル移民社会に根づいた短歌の歩みを、当事者の声によって掘り起こすことにある。
2月14日午前、サンパウロ市のブラジル日系熟年クラブ連合会会館で、1938年創刊でコロニア唯一の短歌専門誌『椰子樹』代表の多田邦治さんら、関係者5人に聞き取り調査を行った際に取材した。多田さんにはすでに聞き取りが行われており、この日は他の4人を中心に、記憶の襞を一つひとつたどるような語り合いが続いた。
会場の空気がふと和んだのは、梅崎嘉明(よしあき)さんが多田さん...
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