《ブラジル》統一選挙=選挙高裁が投票日程を承認=一次10月2日、決戦投票30日

選挙高等裁判所が承認した今年の統一選挙の正式日程が公表されたと5日付伯字サイトが報じた。
今年の統一選挙は大統領や知事、連邦議員(上院、下院)や州議員を選ぶもので、第一次投票日は10月2日となる。大統領選や知事選の第一次投票で過半数を得た候補が出なかった時は、10月30日に上位2人による決選投票が行われる。
1月1日以降に行われる選挙関連の世論調査の結果はすべて、選挙裁判所に登録する事が義務付けられる。1月1日以降は、公的機関が広報活動に使う経費や、物品や現金を無料で配る事にも制限が加えられる。
選挙キャンペーンのための集会開催、印刷物配布、インターネット広告の類や、候補者が街頭に出て支援者に投票を呼びかける選挙運動は8月16日から認められる。ラジオとテレビでの無料の選挙放送は8月26日から9月29日までだ。
議席を失わずに所属政党を変える事ができる「政党の窓」と呼ばれる期間は3月3日から4月1日までだ。全ての候補者は、一次投票日の半年前の4月2日の時点で、所属政党が確定していなければならない。
また、在職中のそれとは異なる職務で選挙に出馬する候補は、4月2日以降、現在の職務を辞し、選挙戦に集中する事が認められる。
一般の人にとって大切なのは5月4日で、選挙人登録や在籍地の異動を希望する人は同日までに選挙登記所に赴くか、TituloNetというアプリで登録、異動を完了する必要がある。
候補者承認のための党大会の開催期間は7月20日から8月5日までで、各候補者が選挙裁判所に出馬を届け出る期限は8月15日となっている。